安い空気清浄機を魔改造してプラズマクラスター25000搭載空気清浄機へ・・・。
先日、古いSHARPの空気清浄機のプラズマクラスターユニットが動いていないようなので、せっかくだから7000から25000へ交換しました。
その経験を活かし、TWINBIRD製の安い空気清浄機(一応マイナスイオン発生機付き)をプラズマクラスタ-25000搭載機へ魔改造してみました。
1) 準備するもの
安い空気清浄機、プラズマクラスター25000ユニット、電子工作の道具
2)安い空気清浄機の分解
まず裏ブタを開けて中身を確認します。今回、右上のマイナスイオンユニットを魔改造します。
これが既存のマイナスイオンユニット
マイナスイオンユニットを拡大してみます。
次に、プラズマクラスターユニットを分解。
3)プラズマクラスターユニットが5V動作であるので、どこかから5Vを引っ張ってこなければなりません。電子回路基板があるので5Vが取れそうな箇所を探してみます。
4)ICのデータシートを確認すると、5番ピンがVss、14番ピンがVddであることがわかりました。テスターで当たると5Vが出ていました。
5)基板の裏面で配線を引き出すのに適切な個所を探します。半田付けするのでICの足は避けて近辺の大きいランドを探します。
6)基板裏面から配線を引き出し、元通りに基盤を戻します。
7)次はプラズマクラスターユニット側の改造です。コネクタを外し、基板から引き出した赤線、黒線を半田付けし、熱収縮チューブで絶縁します。
8)次に、ユニットを取り付けるスペースを確保します。既存のマイナスイオンユニットを外し、プラズマクラスターユニットのサイズに合わせて加工します。
9)プラズマクラスターユニットの幅に合わせて仕切りをつけたいのですが、手ごろなプラ板がなく、余っていたプリント基板をカットして貼り付けます
貼り付けは、瞬間接着剤+UV硬化接着剤で万全です。
10)加工した隙間にプラズマクラスターユニットを設置。ピッタリです。
11)さあ、配線です。
12)裏ブタをはめる前に試運転です。電源ONでかすかにジーという音が聞こえたのでプラズマクラスターイオンが出ているのでしょう。
ここまで魔改造をしてきて、初めて気づいたこと・・・。
電源OFFにしてもプラズマクラスターイオンが出ている音が鳴りやまない。そうか、電源スイッチがモメンタリーのタクトスイッチであるので、電源スイッチの制御もICが行っている=ICの電源は常時ONということを忘れていた。
まあ、家では空気清浄機は常時つけっぱなしなのであまり影響はないかと思われます。時間があればトグルスイッチでもつけてみて、また完成画像をアップロードします。
以上が安い空気清浄機にプラズマクラスター25000を搭載する魔改造でした。
皆様の感想をお待ちしています。